筑波大学2016年スクールガイド
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知識科学主専攻06■ 卒業研究はどんなことをやるの? 4年次の卒業研究では、知識や情報に関する専門性に加えて、社会に出て役立つ基礎的なスキルを修得します。はじめに関心のある研究テーマを見つけ、その研究テーマに関する文献を読み、新しいシステムをつくったり、調査を行ったりすることを通して、さまざまな発見をします。その成果を、卒業研究論文としてまとめます。このような過程や研究成果をまとめるなかで、知識や情報に関する専門性が深められます。 卒業研究の枠組、経過、最終的な成果などを報告する発表会は3回あり(着手発表会、中間発表会、最終発表会)、限られた時間のなかで効果的なプレゼンテーションを工夫し、質疑応答も経験します。このような発表会を通して、社会で役立つプレゼンテーション能力、論理的思考力、文章力などが鍛えられます。卒業論文執筆の過程では、論理的に説明する力や文章力が培われます。 これまでの卒業研究のタイトルと抄録は学類ウェブページから見られます。卒業研究論文はpdfファイルで保存され、図書館情報学図書館で全文が閲覧できます。情報資源経営主専攻家庭環境が幼児の読書能力に及ぼす影響明治期における図書館と博物館の組織的な併合と分離クラウドコンピューティングと著作権法上の課題 ―著作物の利用主体性を中心に―津軽の俳諧研究 ―芭蕉二百回忌を中心に―高齢者によるまちづくり活動と公共図書館の関わり ―鹿児島県鹿屋市柳谷集落を中心に―表示媒体が誤りを探す読みに与える影響知識情報システム主専攻ソーシャル付箋の提案―感性を用いた読者間コミュニケーション支援システムの開発―フォロー別フィルタによるツイートフィルタリングに関する研究画像処理を用いた視覚環境の拡張絵画展示におけるAR技術を用いた解説システム紙媒体の命令オブジェクトを用いたタンジブルなプログラミング環境協調学習を用いた日本の文化に触れるシステム「妖怪を追いかけて」の構築学習スタイルによる最適な外国語e-Learning教材の選定に関する検討利用者が図書館に抱くイメージの形成過程アイスブレイカーの類型化と対人関係における効果VOCALOID人気楽曲におけるメロディーの特徴科学コミュニケーション活動の参加者の意識Q&Aサイトの質問と図書館におけるレファレンス質問との差異ゼミの風景知識情報システム主専攻の中間発表会情報資源経営主専攻の最終発表会知識科学主専攻の着手発表会表4卒業研究題目の例(平成23~26年度)

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