筑波大学2017年スクールガイド
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05■ 春日ラーニングコモンズ(KLC) ラーニングコモンズとは、大学図書館内に形成された「学習するための共有スペース」です。KLC(Kasuga Learning Commons)は図書館情報学図書館のなかにあり、だれでも利用できます。 KLCにはICT環境として、カラープリンタ、大型ディスプレイ、ホワイトボード、ミーティングテーブルなどが設置されています。KLCには上級生チューターが質問を受け付ける専用カウンターがあり、平日の15:00~19:00にはチューターが講義や履修に関する質問を受け付けています。 1年のときにKLCで上級生からレポートの書き方や、パソコンをネットワークに接続する方法を教わった学生が、今度はチューターとしてみなさんの入学を心待ちにしています。 ■ 司書資格と司書教諭資格 知識情報・図書館学類では、司書と司書教諭の資格が取得できます。司書や司書教諭は他の大学でも取得できますし、場合によっては通信教育や司書講習でも取得できます。しかし、同じ資格でも、知識情報・図書館学類は以下の点が異なります。(1)資格のための科目ではなく、知識情報学の専門科目として自然に位置づけられています。(2)現在の図書館は情報センターとしても機能しています。司書資格の多くは文系学科で取得しますが、本学類では理工系、たとえば情報システムにも明るい学生を育てています。(3)図書館での現場実習が「インターンシップ」「国際インターンシップ」として組み込まれています。 単なる資格として取得するか、実力の伴った資格にするか、それはみなさん次第です。■ テクニカルコミュニケーター専門課程 テクニカルコミュニケーターとは、仕事としてテクニカルコミュニケーション(機器や各種サービスに関して、利用者が求める情報を、正確かつわかりやすく表現するとともに、効果的に提供すること)に携わる人々のことをいいます。テクニカルコミュニケーターには、単なる情報処理能力のみではなく、ライティングや検索、企画力、法的知識など、幅広い能力が求められます。 2012年度より、一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会(JTCA:テクニカルコミュニケーションの専門家団体)が、テクニカルコミュニケーター専門課程の認定を開始しました。これは、JTCAが定めた専門分野に関する科目を開講する大学学部を認定するもので、知識情報・図書館学類はこの認定を取得しました。知識情報・図書館学類の定められた科目を履修し、JTCAに申請することにより、テクニカルコミュニケーター専門課程の修了認定が受けられます。撮影 池田光雪(知識情報・図書館学類卒)KLC上級生チューターが質問を受け付けるカウンター

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