KLiSTODAY Vol.24
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「等身大の大学生」を見てもらう~研究室公開~伊藤 洋平   私は、今回の大学説明会で、研究室公開や資料展示等を担当しました。資料展示は昨年同様、授業シラバスや1年生の情報基礎実習で作成したポスター、2年生の知識情報演習で作成したOPACを展示しました。 今年は、新たな試みとして研究室公開を行いました。形式は、先生および研究室の先輩にお願いして、その研究室で普段行われているゼミを一般教室で行い、ゼミの模様を自由に参加者に見学してもらうといったものです。狙いは、見学に来る参加者に大学生における「学ぶ」「研究する」とはどういったものなのか、授業とはまた違うゼミという形で見てもらい、その雰囲気を知ってもらいたいということです。 協力していただける先生を探すことに苦労しましたが、2年生の先輩の協力もあって、4つの研究室から了承をいただけました。学生が3年生から所属することになる3つの主専攻から最低1つ以上の研究室を公開することができ、各主専攻ごとのおおまかな研究内容の違いなども紹介できたと思っています。 当日は、高校生だけでなくその保護者の方も一緒に熱心にゼミを見ていらっしゃる姿が目立ちました。大学の研究に、保護者の皆さまにも興味を持っていただくことは非常によいことだと思いました。また、研究室公開に合わせて、見学だけでなく参加できる形式でゼミを開いてくださった先生もおり、とても盛況な企画になったと感じています。 今年は初めての試みとして研究室公開を行いましたが、いろいろと手応えを感じる企画となったと自分は思います。今回の反省点、よかった点などを活かし、来年もぜひこの企画を行いたいと考えています。(いとう・ようへい 知識情報・図書館学類1年次)古文書を見るゼミで発表する

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